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「なんで伝わらないんだろう…?」
がんばって作った投稿、必死に書いた文章。
“良いはずなのに反応が薄い”という悩みに、私は何度もぶつかってきました。
でもある時、「私の視点でしか書いていなかった」ことに気づいたんです。
それは、“自分ごと”を“誰かごと”に変える、マーケティングの本質との出会いでした。
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「伝えたつもり」と「伝わる」は違う
SNSの投稿や、ブログのタイトル、LPのキャッチコピー。
「これは絶対いい内容!」と思って出したのに、
全然反応がなかったことがありました。
自分ではちゃんと説明したつもり。
熱意も込めたつもり。
でも、それはあくまで「私のつもり」だった。
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出発点が“自分”だった
・言いたいことを全部詰め込んでた
・伝えたい「熱意」ばかりが先に立ってた
・「わかってもらえるはず」と思い込んでいた
今思えば、読み手のことをあまり考えていなかったんです。
「これって、誰が読むの?」
「その人にとって、何のメリットがある?」
そんな基本的な問いを、私は忘れていました。
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気づきをくれた言葉
あるマーケティングのセミナーで、こんな言葉を聞きました。
「“自分が言いたいこと”じゃなく、“相手が知りたいこと”を書く」
「“伝える”じゃなく、“届く”を考える」
それを聞いた瞬間、なぜか胸がギュッと締めつけられたんです。
「あ、私、自分のことばっかり見てたな」って。
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“ターゲット視点”を持ったとき、すべてが変わり始めた
そこからは、視点を変える練習を始めました。
・ペルソナを設定して、言葉を選ぶ
・その人が“今日疲れてる”前提で文を書く
・感情や時間帯に合わせて投稿のタイミングを変える
すると、不思議と反応が返ってくるようになったんです。
「なんか分かる」「今の私に必要だった」と言ってもらえたとき、
ようやく“誰かとつながれた”気がしました。
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スピリチュアルに言えば…
これは、「エゴの脱皮」だったのかもしれません。
魂が、“私”の世界から一歩外へ出て、
“他者との調和”へと成長していくタイミング。
自分だけの表現じゃなく、
「誰かに届くこと」を願って発信する。
それは、マーケティングだけじゃなく、
人間関係にも、人生にもつながっている気がしています。
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【まとめ】
「伝えたい」だけじゃ、伝わらない。
“相手の目線に立つ”って、簡単なようで、いちばん難しい。
でも、そこに立てた瞬間から、世界は少し優しくなる。
あなたの言葉が、誰かの心に“届く”ようになる。
マーケティングって、やっぱり“人”なんだなって思います。
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【次回予告】
第8話:「“刺さる言葉”ってなんだろう?──マーケティングと感情のゆらぎ」
▶︎ 共感を生む言葉選びと、自分の感情をどうコンテンツに活かすか?
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#ターゲット視点
#共感マーケティング
#伝わる文章の書き方
#ペルソナ設計のコツ
#ユーザー目線の重要性
#マーケ初心者とつながりたい
#届けたい人に届く発信
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