第3話「届けたい想いをカタチにする──マーケティングと音楽の共通点」


「伝えることって、なんだろう?」
100件の電話の中でも、ピアノの発表会のステージでも、
いつも私は誰かに“なにか”を届けたいと思ってきた。
それは、音楽という形だったり、言葉という形だったり、
時には“声”や“雰囲気”という目に見えないものだったりもした。
でも、その“届けたい気持ち”は、どんな場面でも共通していた。

「伝える」って、実はマーケティングだった
13年間のクラシックピアノ。
コンクールではただ上手に弾くだけじゃ勝てなかった。
「この曲の“何を”伝えたいのか?」
「どうすれば“心に届く音”になるのか?」
考え、感じ、表現することの連続だった。
それって、今マーケティングで求められている
「誰に」「どんな価値を」「どう伝えるか」
と、本質はまったく同じなんじゃないかって、ふと思った。

「人の心を動かす」ことが、ずっとやってきたことだった
SNSでの弾き語りも、
「上手に歌いたい」よりも「想いを伝えたい」が一番にあった。
それに反応してくれる人が増えたとき、
「自分の“声”にも価値があるんだ」って、少しだけ自信がついた。
マーケティングだって同じ。
大切なのは、“どう売るか”じゃなくて、“どう届くか”。
商品やサービスを、
ただ説明するんじゃなくて、
「その人の人生をどう豊かにできるか」を伝えること。
それなら、私にだってできるかもしれない。

「型」を学んで「心」を乗せていく
今まで私は、感性だけで勝負してきた。
音楽ではそれが強みだったし、自分の軸でもあった。
でもマーケティングでは、感性だけじゃなく「型」も大切になる。
ターゲット・ペルソナ・カスタマージャーニー・ファネル……
最初は難しそうに感じたけど、
逆に“型”があるからこそ、想いが届く形に変えられる。
これは、楽譜みたいなものかもしれない。
型があって、そこに自分の表現を乗せるから人の心に届くんだ。

スピリチュアルな視点で言えば…
音楽もマーケティングも、人の心に触れるための手段。
表現の形が変わっただけで、魂のテーマは変わっていない。
「届けたい」という気持ちは、
きっと私が生まれる前から決めてきた魂のミッション。
今まで音で届けてきたものを、
これからは“言葉”と“仕組み”で届けていくフェーズに入ったのかもしれない。

【まとめ】
「音楽とマーケティング」
一見バラバラに見えるこの2つが、
私の中では1本の線で繋がり始めている。
人の心を動かすって、やっぱり簡単じゃない。
だけど、それを目指してきたからこそ、今がある。
マーケティングという世界でも、
“私らしさ”で勝負してみたいと思えるようになってきた。

【次回予告】
第4話:「“数字が苦手”でも大丈夫?マーケ初心者がぶつかった壁と、その乗り越え方」
▶︎ ロジカル思考と向き合いながら、「自分らしく学ぶ方法」について綴ります。

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