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「伝えることって、なんだろう?」
100件の電話の中でも、ピアノの発表会のステージでも、
いつも私は誰かに“なにか”を届けたいと思ってきた。
それは、音楽という形だったり、言葉という形だったり、
時には“声”や“雰囲気”という目に見えないものだったりもした。
でも、その“届けたい気持ち”は、どんな場面でも共通していた。
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「伝える」って、実はマーケティングだった
13年間のクラシックピアノ。
コンクールではただ上手に弾くだけじゃ勝てなかった。
「この曲の“何を”伝えたいのか?」
「どうすれば“心に届く音”になるのか?」
考え、感じ、表現することの連続だった。
それって、今マーケティングで求められている
「誰に」「どんな価値を」「どう伝えるか」
と、本質はまったく同じなんじゃないかって、ふと思った。
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「人の心を動かす」ことが、ずっとやってきたことだった
SNSでの弾き語りも、
「上手に歌いたい」よりも「想いを伝えたい」が一番にあった。
それに反応してくれる人が増えたとき、
「自分の“声”にも価値があるんだ」って、少しだけ自信がついた。
マーケティングだって同じ。
大切なのは、“どう売るか”じゃなくて、“どう届くか”。
商品やサービスを、
ただ説明するんじゃなくて、
「その人の人生をどう豊かにできるか」を伝えること。
それなら、私にだってできるかもしれない。
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「型」を学んで「心」を乗せていく
今まで私は、感性だけで勝負してきた。
音楽ではそれが強みだったし、自分の軸でもあった。
でもマーケティングでは、感性だけじゃなく「型」も大切になる。
ターゲット・ペルソナ・カスタマージャーニー・ファネル……
最初は難しそうに感じたけど、
逆に“型”があるからこそ、想いが届く形に変えられる。
これは、楽譜みたいなものかもしれない。
型があって、そこに自分の表現を乗せるから人の心に届くんだ。
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スピリチュアルな視点で言えば…
音楽もマーケティングも、人の心に触れるための手段。
表現の形が変わっただけで、魂のテーマは変わっていない。
「届けたい」という気持ちは、
きっと私が生まれる前から決めてきた魂のミッション。
今まで音で届けてきたものを、
これからは“言葉”と“仕組み”で届けていくフェーズに入ったのかもしれない。
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【まとめ】
「音楽とマーケティング」
一見バラバラに見えるこの2つが、
私の中では1本の線で繋がり始めている。
人の心を動かすって、やっぱり簡単じゃない。
だけど、それを目指してきたからこそ、今がある。
マーケティングという世界でも、
“私らしさ”で勝負してみたいと思えるようになってきた。
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【次回予告】
第4話:「“数字が苦手”でも大丈夫?マーケ初心者がぶつかった壁と、その乗り越え方」
▶︎ ロジカル思考と向き合いながら、「自分らしく学ぶ方法」について綴ります。
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